ノーマライゼーション(normalization)は高齢者に限った話ではなく、障害のある方全般に関わりのある福祉用語です。1959年のデンマークから広がったこの言葉は、障がい者や高齢者が障害の有無に限らず積極的に参加できる社会を目指すための理念として今も掲げられています。
この理念を具現化するために「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」というものがあります。
バリアフリー
障害のある者にとって日常生活を送るうえで障害となる物を取り除く取り組みのこと
体のバリアフリーと心のバリアフリーがある
分かりやすいところで言えば以下のような取り組みがあります。
階段だけでなくスロープを設ける
ノンステップバス
音声案内
盲導犬・介助犬の同伴
ユニバーサルデザイン
誰に対しても優しく、障害の有無に関わらず使いやすいデザイン
ピクトグラム
シャンプー・コンディショナー横の凹凸
ユニバーサルデザインフード(介護食)
記憶に新しいところではオリンピック・パラリンピックのピクトグラムは言葉の壁をなくし、誰が見てもどの競技なのかが分かるようにデザインが施されていました。
また、ノーマライゼーションを実現するための法整備も進んでいます。
障害者基本法
障害者雇用促進法
高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)
まとめると
ノーマライゼーションは理念!
バリアフリーやユニバーサルデザインは実際の取り組み!
というところから覚えてもらえOKかなと(^^)/
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3HKLNG+3PYJW2+39E4+C0YF5)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3HKLNG+4MPE5U+3ILS+C1LKH)
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